八つ橋採用担当キャラクターが最近思う社会情勢

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京都八つ橋面接官

私は京都で八つ橋の面接官をやっている。
主に見ている点は京都のご当地土産としてやっていけるかどうかだ。

先日おもしろい事があったので少しこの場を借りてお話させて頂こう。

２０日目

２０日前だったか。
私の面接した、新卒の若い生八つ橋がいてね。
それはそれは元気な奴だった。
即採用したね。本当にやる気があるように見えたから。

業務を開始したのは今日から数えて１０日前だった。

そいつは辞めたそうだ。

あんなにやる気があった八つ橋がなぜ…
私は気になってそいつに電話したんだ。

彼との電話

『なんとなく性に合わなかったんで』

なぜ辞めたと問うと、彼はそう答えた。
しばらく雑談を交わした後、
私は彼にこんな質問を投げかけた。

「君はゲーマーだったね。○○というゲームを知ってるかい？」

『はい、知ってます！俺けっこう強いっすよ！』

「１週間前からそのゲームを始めた子は君に勝てるかな？」

『無理に決まってるじゃないですかー』

「じゃあそこで君に負けた初心者が、あんなんクソゲーだ、と言い出したら？」

『そりゃおかしいでしょ！自分が下手なだけだ！』

「そうだよな。練習も経験もないのにそんな判断できないよな。」

『そりゃそうです。』

「仕事もな」

こう言った途端、彼の声色が変わった。
話の趣旨がやっと見えたようだ。

彼はこれからまた自分に合った仕事を探すらしい。

採用担当をやっていて分かる。
こんな若者が最近増えているのは、紛れもない事実だ。