キャラクター制作「CHARAC」 > キャラクター図鑑 キャラペディア > マスコット > 鍵師キャラクター外伝、鍵の精霊
2014.04.17(Thu) マスコット
このキャラクターの画像は、
ダウンロードして利用することができます。
このキャラクターは、以前描いた鍵師のキャラクターと密接な関係があります。
そろそろこの話をしましょうか。
その鍵師はもともと鍵なんて何も興味がない、ただの就活中のフリーターでした。
今日も面接に落ち、途方に暮れていました。
その夜、このキャラクター「鍵の精霊」が彼の前に現れました。
「俺は鍵の精霊だ。お前、いい頭の形してるな」
「なっ…なんの御用でしょうか…?」
「俺はこの鼻の南京錠を外せる奴を探してる。これは自分じゃ外せない。鍵のような形の部位を持つ人間を使って外すんだ。お前のその頭をこの南京錠に突っ込めばおそらく外れるだろう」
「じゃあ…どうぞ。僕の頭…使ってください」
「だがそれをしたらお前は死ぬ」
「え!!!」
「心配するな。俺は悪魔じゃないんだから無理に殺しはしない。お前が死ぬ直前にまた現れるからその時頼むよ」
「そんな…」
「もちろんタダでとは言わない。取引きをしよう。お前の頭を使う代わりにお前の願いを一つ叶えてやる。悪くないだろ?」
「なんでもいいんですか?」
「いいよ。ただし法に触れるような事以外だ。俺は悪魔じゃないからな」
「就職…したいです」
「え?そんなんでいいの?」
「もう就活とバイトの毎日に疲れたんです。早く安定した職に就きたい」
「…そうか。とっておきの仕事があるんだがどうだ?」
「なんですか?」
「鍵師だ」
「かぎし…?」
「開かなくなった鍵を開ける仕事だよ。俺はこの鼻の鍵以外開けれない鍵はない。この力をお前にやるよ」
「…?」
「まぁとりあえず今日のとこは寝な。明日起きたら鍵マスターになってるから。まずは鍵師技能検定受けてみろよ。一級鍵師の資格なんて楽勝だぞ」
「はぁ…分かりました」
「じゃ、そゆことで!死ぬ時また来るわ!」
というわけで彼はこの能力を得たのち、凄腕鍵師として世に名を広めていった。
金曜エンタテイメントのドラマ『鍵師』の主人公、水谷浩二は彼をモデルにしてるとかしてないとか。
このサイトをシェアしてね!