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自己紹介

どうも初めまして。怪談・オカルトを研究している河村良太です。地方の噂をたよりに、日々各地へ飛び回り真相を確かめるべく取材を行っています。
最近入手した情報によると、青森県、特に八戸市など南部地方では「メドツ」という妖怪の伝承が残っているようです。
早速私は現地へ向かいました。

未知との遭遇

現地付近に到着した私は、ある奇妙な看板を見つけました。

「危険、この川に近づくな。メドツが出るぞ」

調べた情報によると、メドツ（メドチとも）は河童の仲間のようですが、その体は小さく子どものようで、全体が黒色とも赤色とも言われているそうです。
近寄るなと言われ引き返すようでは、オカルト研究家の名が恥じます。

急な斜面を下り、川辺を散策してみましたが、ただ美しい清流がサラサラと流れるだけで特に何もありませんでした。

日没が近づき、捜査は引き続き明日にしようと踵を返したその時、

「ヘイユー」

！？

振り返ると奴はいました。

「ここはお前みたいなのが来る場所じゃねぇ。帰んな」

その存在感に圧倒された私は、言われた通りその場を後にしました。


今日の収穫　　「確かにメドツは黒かった」

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