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伝説を塗り替えたヌエのキャラクター

ヌエは古来から日本に伝わる伝説の怪物である。
恐ろしい風貌で、俊足を飛ばし人間を襲うという。
それは、まともに人間の視力では認識できないほどの速さで走るとも言われている。

いや、言われていた。

あのニュースまでは。

宮古島の観光客が見た伝説の怪物

ある日、観光で有名な宮古島の海岸で、恐ろしい四速歩行の動物が発見された。
頭部はピンク色でネコ科とみられる風貌、胴体は虎のような縦縞に、尾はイグアナのようなウロコ状になっている。

いかにも恐ろしい風貌に観光客も一瞬パニックになったが、怪物の動きが鈍すぎて、すぐに悲鳴が笑いに変わった。

伝説の怪物ヌエは確かに存在していた。

が、その後ヌエを紹介した書物は全てこう訂正された。

人間の視力では認識できない速度で走るといわれる。
※ただし肥満は除く

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