危険物取り扱い免許取得済みのレンジャーキャラクター

このキャラクターの画像は、
ダウンロードして利用することができます。

前回までのあらすじ

新メンバー、グリーンの加入により勢いに乗るレッド社長率いる戦隊。
業界随一の週刊誌、週刊レンジャーにも取り上げられた事からメンバー募集の応募が殺到した。

数々の面接をこなすうちレッド社長の人を見る目も肥えていく。多数のメンバー志望者を精査していくうち、ある人物に目が止まった。
今回はその人物の面接風景だ。

優良人材発掘

レッド社長（以下、赤）「もとの仕事は製薬会社の化学工場勤務…学歴も大卒…エリートじゃん！なんで戦隊業界に？」

男「好きだからなのはもちろん、自分を見つめ直したくなりました。今までの経験を生かして戦隊の幅を広げられたらと思います」

赤「な…なるほど（いつもの奴らとはちょっと違うタイプだな…汗）」

男「御社の戦隊では主にどういった攻撃手法をとっていらっしゃるのでしょうか」

赤「肉弾戦オンリーだ」

男「お言葉ですが、時代は変わってきているのです。昔は格闘だけで通用する時代でした。ですが今は違います。いろいろ変形したり武器を使うことで近年のマセた子どもたちから大人のマニアまでの心を掴めると思うのです。これを見て頂きたい」

彼は所持していたデカい鞄から自前のバズーカを取り出した。

赤「うぉおーーー！！カッケーー！！」

男「もちろん火器、危険物の取り扱い免許は持っています。メンバー全員が格闘では味がなさすぎます。自分のポジションはこのバズーカをメインにした武器手法での戦闘専門でどうでしょう。ショーのステージで花火ブチかませば観客の壮大なスタンディングオベーションが見られることでしょうね」

赤「採っっっ用！！！」

男「ありがとうございます」

彼は武器専門のイエローとしてメンバーに加入した。
ショー開催の規定人数まであと一人…

続く。